恵(めぐみ)です!
この記事では【トレーダーコウスケ(Brightness)】についてお話しします。
🔰この記事でわかること🔰
- トレーダーコウスケの大会実績は本当なのか?
- 勝率99.54%という数字はどこから出ているのか?
- 無料の入口のあとに、いくら払うことになるのか?
結論から言います。
いまこの案件にお金を出すのはやめてください。
入口の公式ページが空で、特定商取引法の表記もありません。
実際に私も、誰にも相談できないまま副業を始め、詐欺にあった一人です…
X(@megumi_st2_14)
- 結論:いまトレーダーコウスケにお金を出すのはやめてください
- 「歴代1位」を、大会主催者の公式記録に並べてみました
- 勝率99.54%の中身。相手が自分で置いた報告書を開きました
- 「完全無料EA」の対価は何か。紹介IDをたどりました
- 無料の次にいくらが続くのか。月7,919円から275万円までの階段
- 275万円の商品を売っているのに、特定商取引法の表記がありません
- 会社の住所が合いません。公式サイトの品川と、登記の渋谷
- 金融商品取引業の登録はあるのか。定款には書いてありました
- これは1つの商材ではありません。記事1,437本の集客機構を数えました
- 同じ「毎週5万円」が3度戻ってきています
- 払ってしまった方へ。まず「誰に払ったのか」を確かめてください
- 調べても確かめられなかったこと
結論:いまトレーダーコウスケにお金を出すのはやめてください
いちばん知りたいのは「この人は本物なのか」だと思います。
先に言うと、大会の実績そのものは本物でした。
それでも私は、この案件をおすすめできません。
入口のページは、2026年9月14日の時点で空でした
検証記事がそろって入口として挙げているのが、Brightnessの公式ページです。


2026年9月14日に開いて撮影しました。
表示されたのは「このウェブスペースへは、まだホームページがアップロードされていません。」という一文でした。
レンタルサーバーが最初から置いているサーバー初期ページで、案内の中身はもうそこにありません。
止めたほうがいいと考える理由は3つです
ひとつめは、「39年の歴史で歴代1位」という説明が、大会主催者の記録では4番目だったことです。
ふたつめは、公開されているツールの勝率99.54%が、損切りを一度も設定していないデモ口座の記録だったことです。
みっつめは、運営会社に特定商取引法に基づく表記のページが無いまま、275万円の商品が並んでいることです。
どれも、相手が自分で公開している資料から確かめられます。





実績が本物だっただけに、私はかえって怖いと感じました。嘘の経歴なら一目で分かるのに、本当の実績が混ざっていると、話全体が本当に見えてしまうんですよね。
「歴代1位」を、大会主催者の公式記録に並べてみました



この案件でいちばん強い看板が、FXの世界大会の実績です。
大会を主催しているのは、アメリカのWorld Cup Trading Championshipsという団体です。
主催者が歴代の順位を公開しているので、そこに当てはめました。
2022年の1位は、主催者の記録にもありました
主催者の記録には「2022 / World Cup Championship of Forex Trading / 1st / K. Takegawa / 333.70」とあります。
2019年の欄にも「2nd / Kousuke / 83.90」があります。
つまり、大会で勝ったこと自体は本当です。
ここを疑っている情報も見かけましたが、それは違います。
ただし「過去39年で歴代1位」は、同じ記録では4番目です
2023年4月18日に出されたプレスリリースには、こう書かれています。
「本収益率は過去39年の大会の中でFX部門歴代1位を記録しています。」
ところが同じ主催者の記録でFX部門の年間成績を並べると、333.70%より上が3つあります。
2025年のPau Perdices Belletが600.90%、2021年のLorenzo Misinoが405.50%、2023年のSerghey Magalaが355.30%です。
このうち2021年の405.50%は、プレスリリースが出た2023年4月より前の記録です。
発表した時点で、すでに歴代1位ではありませんでした。
優勝したときに動かしていたお金は675,000円でした
同じプレスリリースに、金額もそのまま書かれています。
「運用資金の変化を日本円に換算すると675,000円→2,927,597円となり、投資収益率は333.7%となっています。」
注記は「※1ドル=135円」と「※最大ドローダウン:1.82%」です。
67万5,000円を約292万円にした記録で、金額でいえば約225万円の利益です。
大会は収益率を競うものなので、ルール上は立派な成績です。
ただ、この数字が「毎月100万円」のような話の裏づけになるわけではありません。
2017年から2018年の成績は、自社の中で書き方が割れています
プレスリリースでは「世界トレードコンテスト2017-2018 WTC 第3位(日本大会)」と、日本大会であることが明記されています。
一方、本人の公式プロフィールでは「世界トレードコンテスト2017-2018 WTC (ロビンスカップ)第3位」となっていて、日本大会という注記がありません。
同じ実績を、置く場所によって書き分けています。





私がひっかかったのは、盛らなくても十分すごい実績なのに、盛ってしまっているところです。「歴代1位」と言い切った時点で、ほかの説明も同じ調子なのかなと思ってしまいます。
勝率99.54%の中身。相手が自分で置いた報告書を開きました


トレーダーコウスケのツールの性能として出てくるのが、勝率99.54%という数字です。
この根拠は、運営サイトの中に置いてあるバックテストの報告書です。
誰でも開けるので、そのまま読みました。
テストの場所は「GemTrade-Demo」でした


2026年9月14日に撮影しました。
報告書の上部にある「GemTrade-Demo」がテストに使ったサーバーで、デモ口座を指します。
実際のお金を入れた結果ではありません。
損切りが、すべての取引で設定されていません
報告書の表を下まで見ると、決済逆指値(S/L)の列が全取引で0.000になっています。
損切りを置かない設定です。
そして「売りポジション 0(0.00%)」で、買いしかしていません。
パラメーターは「TakeProfit=200; Lots=0.01; UpperPrice=140; LowerPrice=100;」です。
ドル円が100円から140円の間で動くことを前提に、買って、上がるまで待つ設計だと読めます。
含み損を抱えたまま待ち続ければ、いつかは勝ちになります。
勝率99.54%(1,306勝/1,312回)は、この作り方から出た数字です。
テストの期間は2022年7月12日で終わっています
報告書の期間は「2021.01.04 – 2022.07.12」です。
その後ドル円は150円台まで上がりましたが、その期間は含まれていません。
想定した上限が140円なので、そこを超えた相場でどうなるかは、この報告書からは分かりません。
【the simple】には、購入者のレビューが1件もありません
無料で配られているものと同じ名前のツールが、EAの販売サイトにも出ています。
【the simple】は「¥9,800(税込)」で、2026年9月14日に見たところレビュー0件でした。
カートのボタンも「販売終了」になっています。
勝率99%を超えるとされるツールが有料で売られているのに、感想は1件も付いていません。
なお、同じ並びの【極楽マスター】には46件のレビューが付いているので、販売サイト全体でレビューが出ない仕組みではありません。
トレーダーコウスケの評判を、X・知恵袋・noteでも探しました。
私が見た範囲では、実際に使って稼げたという口コミは見つかりませんでした。





正直に言うと、私は昔この手の数字にいちばん弱かったです。勝率99%と言われたら、中身を読まずに信じていました。いまは「損切りはどこですか」だけ聞きます。それだけで半分は見分けられます。
「完全無料EA」の対価は何か。紹介IDをたどりました


入口は、たいてい無料の自動売買ツールです。
受け取りの手順が公開されているので、そこをたどりました。
無料の条件は、指定された海外FX口座を開くことです
手順は原文で「STEP1 EAの選択 → STEP2 EA専用の口座開設 → STEP3 口座開設後 FX口座IDを申請 → STEP4 口座専用のEAが提供され運用開始!」です。
選べる業者はGEM FOREX・XM・TAITANFX・DealFX・IFCの5社でした。
このうちDealFXへのリンクは「ib=AA4704」、IFCへのリンクは「ib/5753」という紹介IDの付いたURLに転送されます。
紹介した口座が取引をすると、紹介者に報酬が入る仕組みです。
つまり無料の対価は、あなたが口座を開いて取引することです。
同じツールが、別のサイトでは有料で売られていました
「完全無料EA」として挙げられているのは5本で、そのうち4本はEAの販売サイトにも並んでいます。
【the simple】が「¥9,800(税込)」、【極楽マスター】と【Your Eyes】が「¥14,800(税込)」、【ニューフューチャー】が「¥19,800(税込)」です。
9,800円から19,800円で売られているものが、別のところでは無料で配られています。
もう使えない業者の専用ツールが、2026年9月も置かれています
ツール一覧には「Oval Prime 5thAnnniversary EA 2022 USDJPY (GEMFOREX専用)」など、GEMFOREX専用のEAが5本あります。
GEMFOREXは2023年5月31日にサービスを停止しています。
2026年9月14日に確認した時点では、この案内が残ったままでした。
申し込みの案内にあるリンクのうち2本は、開くと404で表示されません。





私だったら、サービスが終わった業者の案内が3年以上そのままな時点で引きます。いま見ている人のために直す気がないんだな、と伝わってきてしまうので。
無料の次にいくらが続くのか。月7,919円から275万円までの階段


無料のあとに何があるのかを、金額の順に並べました。
すべて、運営が自分で公開している金額です。
まず月額7,919円のオンラインサロンです
サロンの名前は「BEST TRADERS ROOM」で、月額は「7,919円(税込)」です。
この案内は、自社のページとサロン側の公式ページで数字が食い違っています。
人数は自社ページが「既に300名以上のベストレさん(サロン生)」、サロン側が「【入会実績 総勢500名以上が入会!!】」です。
配信時間は自社が「平日毎日22:30~」、サロン側が「月曜~木曜22:45から」です。
無料で試せる期間も、自社が「まずは3日間の「体験入会」ができます」、サロン側が「カード決済で30日間無料」と違います。
サロンのページに書かれている目標額は、月100万円から200万円です
おすすめする人の条件として、原文でこう書かれています。
「短期トレードで20万円~50万円を目指したい方」。
「セミスイングトレードで月間100万円~200万円を目指したい方」。
その裏づけとして載っている実績は「2020年12月11日~2021年1月27日まで怒涛の『55連勝』を達成!!」です。
2026年9月の時点で、5年以上前の記録が実績として置かれたままです。
公開されている実績は、トレードではなく販売の数字です
サロンのページには、実績として「有料コンテンツ販売実績 3,000名越え」と書かれています。
あわせて「4,000名を超えるLINE@の売買シグナルで500万円の収益実績」という記載もあります。
並んでいるのは、運用で増やした額ではなく、売った人数と配信の規模です。
その先に、19万円から275万円のマイニング商品があります
同じ会社が、暗号資産のマイニング機器も販売しています。
いちばん安いAプランが199,375円、いちばん高いFプランが2,750,000円です。
| プラン | 価格 | 年利 | 期待年間収益 |
|---|---|---|---|
| Aマイニングプラン | ¥199,375(税込) | 39.11% | ¥79,205 |
| Bマイニングプラン(SOLD OUT表示) | ¥261,250(税込) | 44.58% | ¥118,260 |
| Cマイニングプラン | ¥308,880(税込) | 39.51% | ¥125,925 |
| Dマイニングプラン | ¥783,750(税込) | 40.90% | ¥324,850 |
| Eマイニングプラン | ¥1,567,500(税込) | 41.63% | ¥661,745 |
| Fマイニングプラン | ¥2,750,000(税込) | 44.13% | ¥1,230,415 |
条件も原文で書かれています。
「月間管理費:月間で採掘できた仮想通貨から約20%」、「機器平均耐久年数:約5年」、「※ご契約から稼働まで2ヶ月間の準備期間が必要です」。
この管理費は、いちばん高い275万円のFプランだけ「約30%」です。
年利は機器が動き続けた場合の計算で、暗号資産の価格が下がれば受け取る額も下がります。
そのページの説明が、2021年のまま止まっています
同じページの下のほうには、こんな記述もあります。
「2021年後半に向けて、ビットコイン(BTC)は再び大きく上がる見込みがある。目標価格は控えめに考えて1BTC=800万円。強気なら1000万円が目処。」
「2021年6月より大阪工場が新たに稼働スタート。」
5年前の見通しが、そのまま販売ページとして生きています。
Brightness本体の価格は、検証ブログの間でも食い違っています
ここは正直に書きます。
公式ページが空なので、私はBrightnessの価格を一次情報で確認できていません。
検証ブログを読み比べると、入口のツールが9,800円・15,000円・18,000円・20,000円・23,000円と割れています。
その先の金額も、20万円・30万円から48万円・50万円と、書いている記事によって違います。
同じ時期に見てこれだけ違うのなら、人によって提示される額が違う可能性があります。





私が500万円を失ったときも、最初は月数千円のところから入りました。金額の階段って、上るときは1段ずつなので、気づいたら高いところに立っているんです。
275万円の商品を売っているのに、特定商取引法の表記がありません


通信販売には、事業者名・住所・電話番号・返品の条件を書く義務があります。
この会社のサイトで、それを探しました。
探したページは、すべて表示されませんでした
よく使われるURLを順に開きましたが、「/tokushoho/」「/law/」「/company/」はいずれも404でした。
サイトにある固定ページ17本を全部調べても、特定商取引法のページはありません。
マイニングの販売ページにも、メルマガの登録ページにも、そのリンクはありませんでした。
275万円の商品に申し込みフォームが付いていて、返品や返金の条件はどこにも書かれていません。
連絡先も、実際には使えません


2026年9月14日に撮影しました。
会社概要に載っているのは、会社名・所在地・設立・メールアドレス・事業内容だけです。
電話番号の記載がありません。
そして書かれているメールアドレス「info@oval-prime.jp」は、ドメイン自体が存在しません。
サイトのドメインは oval-prime.co.jp で、末尾が違います。
このアドレスに送ったメールは、相手に届きません。





ここを見た時点で、私はもう無理だと思いました。何かあったときの連絡先が、最初から通じない場所なんです。払う前に自分で確かめられるところなので、どうか先に見てください。
会社の住所が合いません。公式サイトの品川と、登記の渋谷


会社そのものについて、公表されている情報を並べました。
公表されている会社情報
| 会社名 | オーバル・プライム株式会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 4011301024047 |
| 登記上の本店 | 東京都渋谷区渋谷2丁目19番15号 宮益坂ビルディング609 |
| 公式サイトの所在地 | 東京都中央区銀座1-12-4 N&E BLD.7階/東京都品川区北品川1-9-7 トップルーム品川1015(同じページに2つ) |
| 設立 | 2018年4月1日・2018年4月5日(自社表記)/平成30年4月13日(法人番号の指定日) |
| 電話番号 | 記載なし |
| メール | info@oval-prime.jp(ドメインが存在しない) |
| 特定商取引法に基づく表記 | ページが見つかりません |
地図は登記に載っているほうの住所です。
ただ、建物が実在することと、商品の中身が確かなことは別の話です。
公式サイトの住所は、登記に一度も出てきません
国税庁の法人番号公表サイトで、住所の履歴を確認しました。
登記は杉並区天沼2丁目5番1号から始まり、令和6年4月4日に中央区銀座1丁目12番4号、令和6年12月5日に渋谷区渋谷2丁目19番15号へ移っています。
2024年のうちに2回動いています。
設立日も、自社ページが2018年4月1日と2018年4月5日、法人番号の指定日が平成30年4月13日と、3つに割れています。
一方、公式サイトが載せている品川区北品川の住所は、この履歴に一度も出てきません。
同じ会社概要のページの中で、銀座と品川が上下に並んでいる状態です。
誘導のページと、ツールの販売元は別の会社だとされています
Brightnessについては、検証ブログが「誘導ページの運営が株式会社プラスビジョン、ツールの販売が株式会社Ballast Style」と書いています。
この役割分担は、私は一次情報で確認できていません。
確認できたのは、株式会社プラスビジョン(法人番号1010501044832)が実在し、登記の更新が令和3年6月11日で止まっていることです。
法人番号の指定を受けた令和元年10月31日から令和3年6月7日までのあいだに、台東区・千代田区・港区と2回移転しています。





住所を直すだけなら誰にでもできるはずなのに、と思いながら見ていました。そこを放ったままにできる相手に、何十万円も預ける気にはなれません。
金融商品取引業の登録はあるのか。定款には書いてありました


有料で相場の助言をするには、金融商品取引業の登録が必要です。
ここは公的なデータで確認できます。
登録の一覧に、名前がありません
金融庁が公開している免許・許可・登録等を受けている事業者一覧のファイルを取得しました。
登録を受けている業者は、第一種290・第二種1,228・投資助言代理業1,005・投資運用業463の、全部で1,951件です。
その中にオーバル・プライム・プラスビジョン・Asset Cubeのいずれも見つかりませんでした。
それなのに、定款には金融商品取引業と書かれています
登記されている定款の事業内容には「金融商品取引法に定める金融商品取引業及び同法に規定するその他の業務」という一項があります。
やる予定として書いてあるだけで、登録を受けたことにはなりません。
あわせて、サイトの全ページの下部にはこう書かれています。
「当サイトは日本居住者を対象としたものではありません。」
ページは全部日本語で、申し込みフォームも日本語です。
それでも、何かあったときにこの一文を理由に対象外だと言われる可能性は残ります。
ただし「金融庁に警告された業者」ではありません
ここは誤解されやすいので、先に書いておきます。
金融庁の無登録で金融商品取引業を行う者の名称等も確認しました。
国内717件・海外433件のどちらにも、この会社は載っていません。
警告を受けた業者ではないので、そう書いている情報があれば誤りです。
なお、このリストには「株式会社オーバル」という名前の似た別の会社が載っていますが、所在地も時期も別件です。
混同しないでください。
グループ側には登録があります。だから誰と取引するのかを見てください
この案件でややこしいのは、関係する会社ごとに登録の有無が違うことです。
集客に使われているメディアのサイドバーには「投資助言・代理業(投資顧問業)関東財務局長(金商)第2267号」と表示されています。
これは、そのメディアを運営するクロスリテイリング株式会社の登録です。
登録のある会社の番号が見えていても、あなたが実際にお金を払う相手が同じ会社とは限りません。
申し込む前に、決済画面に出てくる会社名を必ず確認してください。





登録番号が画面のどこかに出ていると、それだけで安心してしまいますよね。私もそうでした。でも見るべきなのは番号ではなく、「その番号は、私がお金を払う会社のものか」なんです。
これは1つの商材ではありません。記事1,437本の集客機構を数えました


調べていて、いちばん驚いたのがここです。
Brightnessという1つのツールの話ではありませんでした。
入口になっているのは、一般的なFX解説サイトです
関係するサイトの記事数を数えました。
FX解説メディアが571本、もう1つのメディアが866本で、合わせて1,437本あります。
これに、本人の会社のサイト(記事数は再現できませんでした)が加わります。
中身は「ボリンジャーバンド」や「MT4の使い方」のような、案件とは関係のない解説記事です。
FXを調べているだけの人が、ここに入ってきます。
どの記事を開いても、同じ誘導が同じ数だけ入っています
別のカテゴリから6本の記事を取って、中身を数えました。
結果は6本とも、ツールへの誘導が1か所、監修者の枠が3か所、LINEの共有ボタンが1か所、グループ会社名が1か所でした。
6本すべてで数が完全に一致しています。
記事ごとに選んでいるのではなく、テンプレートとして全記事に入っています。
誘導先はグループが運営するツールのページ(traders-navi.com)で、URLには「utm_source=fxten02」という印が付いています。
どのサイトから来た人かを数えるための印です。
「専門家6名以上」と書かれていますが、著者は3名です


2026年9月14日に撮影しました。
本文には「記事中への広告掲載量は過度に多くならないように配慮しています。バナー広告ばかりの中身の無い記事は作成しておりません。」と書かれています。
その宣言のすぐ右側に、自社グループのツールのバナーが出ています。
同じ画面の運営情報には「現役の投資専門家6名以上による、信頼できる情報・ノウハウを集めた初心者向けFXメディア。」とあります。
ところが、そのサイトが公開している著者の一覧は3名で、全員が運営側の人です。
コウスケ名義のサイトが、他の講師のメルマガ窓口になっています
本人の会社のサイトには、メルマガの登録ページが6本あります。
そのうちのいくつかは、本人ではなく369・倉本知明・FXで馬という別の講師のものです。
いずれも、同じグループの会社が講師として紹介している人たちです。
独立したトレーダーの個人サイトというより、グループの窓口の1つとして機能しています。
グループ側の特定商取引法の表記は、文字ではなく画像です
グループの会社は、東京都墨田区錦糸1-2-1という同じ住所に並んでいて、電話番号も共通です。
グループの商品の特商法は、cross-order.jp という1つの仕組みでまとめて表示されています。
そこに出てくる販売業者名・責任者名・電話番号・メールアドレスは、すべて画像です。
メールアドレスにいたっては1文字ずつ別の画像に分けて並べてあります。
検索もコピーもできない形です。
看板は止まっていて、集客だけが動いています
更新日を並べると、この案件の今の姿が見えます。
本人のサイトのブログは2025年7月3日で止まっています。
グループが出している講師の紹介ページは2022年2月9日のまま更新されておらず、2022年の優勝も反映されていません。
その一方で、集客用のFX解説メディアは2026年9月14日にも更新されていました。





この構造を見たとき、背中がひやっとしました。広告を踏んだ自覚がないまま入っている方が、たぶんいちばん多いです。FXの用語を調べていただけなのに、と言われたら、それは無理もないと思います。
同じ「毎週5万円」が3度戻ってきています


この案件を調べていて、強い既視感がありました。
2022年・2023年・2026年に、同じ売り方が現れています
検証記事の公開日を並べると、2022年8月、2023年1月、そして2026年の5月から8月に集中しています。
うたい文句は「毎週5万円」や「月20万円の安定利益」で、どの年もほぼ同じです。
名前と会社を変えながら、同じ形が戻ってきています。
別のブランド名も、検索候補に残っています
2026年9月14日に検索したところ、候補には「fire trader コウスケ」という別ブランドの名前も出てきました。
表記は FIRE TRADER KOUSUKE で、本人の名前を冠した別の看板です。
無料のメルマガと無料EAの入口が、そちら側にも残っています。
ひとつの入口が閉じても、別の名前の入口が生きている形です。
登録のときに何を聞かれるかも、見ておいてください
検証記事の1本は、登録時のアンケートで詐欺の被害経験を聞かれたと書いています。
私はこのアンケートを自分で確認できていないので、断定はしません。
ただ、被害に遭ったことがあるかどうかを最初に聞く設計であれば、その回答は名簿としての価値を持ちます。
登録の途中で質問の中身に違和感があったら、そこで止めてください。





過去に一度だまされた人ほど、次も狙われます。私も被害のあとに「お金を取り戻しませんか」という連絡をもらいました。あのとき飛びつかなくてよかったと、今でも思います。
払ってしまった方へ。まず「誰に払ったのか」を確かめてください



この案件がやっかいなのは、相手が誰なのかが決まっていないことです。
名前はコウスケでも、お金の受け取り先は別の会社かもしれません。
そこを先に確かめないと、相談も返金の申し出も動きません。
決済明細に出ている「支払先の名義」を見てください
カード会社や銀行のアプリで決済明細を開いて、引き落としの名義を確認してください。
この案件で出てくる会社名は、オーバル・プライム株式会社、株式会社プラスビジョン、株式会社Ballast Style、クロスリテイリング株式会社と複数あります。
それぞれ別の法人で、登録の有無も違います。
海外のFX業者に入金しているなら、相手は国内の販売会社ですらありません。
明細の名義が、あなたの相手方です。
そこをメモしてから、次に進んでください。
特商法の表記が無いので、条件はあなたの手元にしか残りません
通常なら、返品や返金の条件は販売ページの特定商取引法の表記に書かれています。
この会社のサイトには、そのページがありません。
つまりあなたが見た画面が、唯一の証拠になります。
申し込んだページ、金額が出ている画面、LINEやメールの本文を、日付が分かる形で画面ごと保存してください。
公式ページは2026年9月14日の時点で空になっていました。
この案件では、案内が消えるのも書き換わるのも実際に起きています。
カード払いなら、カード会社に事実を伝えておく
クレジットカードで払った場合は、カード会社の窓口に相談できます。
伝えるのは、いつ・いくら・どの名義に払ったのか、そして今どういう状態なのかです。
取り消せるかどうかはカード会社と契約の内容によるので、私には断定できません。
それでも、記録を残しておくこと自体に意味があります。
あわせて、無料EAのために海外のFX口座を開いた方は、その口座に残っているお金も確認してください。
相談は無料の公的窓口から。DMで来た相手には返信しない
まず使えるのは、お住まいの地域の消費生活センターにつながる消費者ホットライン188です。
無登録の業者に関する情報は、金融庁の無登録で金融商品取引業を行う者の名称等のページからも確認できます。
SNSきっかけの勧誘については、金融庁がSNS上の投資勧誘にご注意くださいという注意喚起を出しています。
一方で、この案件を検索したときの上位10件のうち3件は、2026年9月14日の時点でドメインごと消えていました。
そのうちの1つは、詐欺被害の返金をうたっていたサイトです。
助けてくれるはずだった側が、先にいなくなっています。
消費者庁の投資系トラブルの二次被害にご注意くださいにも、返金の手続きを代行するという名目でお金を求められた例が出ています。
国民生活センターの探偵業者に詐欺被害を回復すると言われた場合のFAQには、探偵業者は代理人として返金交渉ができないと書かれています。
弁護士に頼むなら、自分で探した窓口からにしてください。
費用が不安な方には、国が設立した法テラスの無料法律相談があります。
収入と資産が基準を下回っていれば、同じ問題について3回まで無料で相談できます。
損切りの欄を見れば、勝率99%は読み替えられます
次に似たツールを見たときのために、今回使った読み方を残しておきます。
成績の資料が出てきたら、まずサーバー名を見てください。
末尾がDemoなら、実際のお金は動いていません。
つぎに決済逆指値の列を見てください。
0.000が並んでいたら、それは損切りをしない設定です。
勝つまで待つ作りなので、勝率が99%でも不思議ではありません。
そのうえで、無料の対価が何かを確かめてください。
口座開設が条件なら、それは無料ではなく紹介報酬です。
最後に、金融庁の登録一覧にその会社の名前があるかどうかを見ます。
この4つは、FXでも他の投資でも同じように使えます。





お金そのものより、誰にも言えないまま抱えている時間のほうがつらいです。私がそうでした。今日は、名義を確かめて画面を残すところまでで十分です。
調べても確かめられなかったこと



最後に、調べても分からなかった部分を書いておきます。
断定できないことは、断定しないで残します。
「コウスケ」が誰なのかは、断定しません
会社概要のページの1つには、代表取締役として「竹川 晃一」という名前が記載されています。
大会主催者の記録では、2022年のFX部門1位は「K. Takegawa」です。
並べると同じ人に見えますが、本人が名乗った資料は見つかりませんでした。
ここは事実を並べるだけにとどめます。
Brightnessの価格と特商法は、確認できていません
公式ページが空になっているため、価格も運営の表記も一次情報で取れていません。
検証ブログの数字は引用しましたが、私が確かめた数字ではありません。
また、Brightnessの運営とされる会社と、オーバル・プライム株式会社の関係も確認できていません。
同じ人物の名前が出てきますが、別の会社として扱っています。
そのほか、書かなかったこと
SNSのフォロワー数や動画の登録者数は、取得できなかったので書きません。
被害の件数や返金の実例も、確かな集計が存在しないため書きません。
どちらも、確認できた時点でこの記事に足します。





分からないことを分からないまま書くのは、正直こわいです。それでも、埋めてしまうよりは正確だと思っています。長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。




口コミ投稿 ※承認で反映されます。